語彙解説だぜ!
お題は「水金地火木同性愛」
「水金地火木土天海冥」という単語は
太陽系惑星を太陽に近い順にイニシャルをとったものである。
読み方は「すいきんちかもくどてんかいめい」
天文学を嗜む人はモチロン、そうでない人も幼気(いたいけ)な学生の頃に習ったのを一途に覚えているかもしれない。
イカニモ系の天動説の信仰者を除き、語呂の良さも相まり現在の自分の位置を惑星単位で自覚できる、いい単語だろう。
実際、恒星系の惑星は主星(太陽のこと)からの距離で材質が変わるのである。
水金地火までは岩石惑星
木土天海からはガス惑星
冥王星は例外だが、惑星の素性を順に理解できるのもこの単語の特徴である。
続いては「同性愛」である。
インターネットユーザーに限らず人口の5割以上?6割以下?はこの単語を知っているだろう。
意味は文字の通りであるが、諸氏の疑問は聞くまでもない。
この単語と惑星の順列のどこが関係あるのか?
答えはズバリ "語呂がいい" である。
実生活での使い道を考えてみよう。
2023年の3月は金星と木星が大接近する、天体イベントがあった。惑星の接近を逢引き(デート)として考えてみよう。
金星の英語名:ビーナス は女神の名である。
何ということだろう…
ノンケ(異性愛)じゃないか…
しかもジュピターはかなりの浮気者らしい…
本当は男の神同士の逢引きだからコレが使えるな!なんてまとめたかったのに…
この事からも語呂の良さに特化した、非常に実用性のない単語である事が明確になってしまった…
使えるもんなら使ってみて欲しい。